こんにちは、jugnedtraum です。数論専攻の博士課程の大学院二年生(D2)をやっています。
兄に「就職についての自分の考えや行動を日記に書いた方がいい」と言われ、考えをまとめたり思考プロセスを示したり、他の同じような境遇の博士仲間の役に立つために、今日からポツポツと日記を書いてみます。
まず、研究者を諦める理由の最初のひとつとして、コチラ。http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
オチの数字の根拠は明らかにされて無いんですが、自分はこれで精神を病みました。正しいかどうかは疑問です、だけどこれが数字的に妥当なんじゃないかと思うくらい追いこまれていたわけです。(実際に、身の回りには精神が病みそうな人ばっかりです。)
現在、日本の博士冷遇たるや散々なものがあります。まず、アカデミックポストが足り無いんです。そして、学位取得者はその足りないポストにしのぎを削って競争するわけです。博士の学位を取って数年後、研究者として乗り始めた頃には、普通の就職は絶望的になります。その頃に研究者を諦めたら、にっちもさっちも行かなくなるのです。
同じ歳の友達が就職したり結婚したりしているのを見ると、「自分は価値のあることをしているんじゃなかったのか?価値があることをしているくせに、なぜ人並みに自力で暮らせないのか」といつも自分を問い詰めてきました。就職を選んだのは、もうこういう病んだ状態から抜け出したい、人並みになりたい、という精神の希求でした。
僕らは奴隷ではないし、科挙制度に受かった宦官になんか、なりたくも無い。
今現在、ただ漠然とですが「数学を多少なりとも使った仕事」という方針で情報を集めています。今考えているやりたい仕事の候補や、見学してきたい業種については、また次の機会に。
ただ、いむぱくとふぁくたーさんに感化されて今現在は燃えています。出来るだけ自分を評価してくれるところへ自分を高く売り、自分らしさを出しつつ働けるところへ。博士やるな!と、うんならかせてやりたいと思います。
いむぱくとふぁくたーさんのページ
http://plaza.rakuten.co.jp/impactfactor/
PR