今日は面接の続きです。例の保険アクチュアリーのコンサルタント会社に面接に行ってきました。
新たに三人ほど面接していただいて、アクの仕事内容や面白さを聞いてきました。やっぱり自分には面白そうだなと再確認してきました。
最初の方に、「最近金融の事を勉強しています」といったら、どんなこと?と聞かれる。デリバティブのプライシング、とくにコール・プットオプションなどのオペレーションのプライシングです、と説明。それから自分が今勉強している金融工学の初歩が、どういう風に仕事と関わるかを簡単に説明していただきました。
凄くフレンドリーに、アクをやる上での楽しみを教えてくださった。あと、以前面接に来た時に頂いた資料で、企業の評価について分からないところがあったので、質問してどう考えるのか教えていただいた。やっぱりその計算方法は、問題になっているそうで、新しい取り組みがある、とのことでした。技術的な進歩も盛んなようです。
二人目の方には大体同じ事を言ったら、クオンツアナリストは選択肢にないの?と聞かれる。ありますがアクチュアリの方がいいです、と答えたらそっちも考えてみた方がいいよね、と仰る。会社によっては、保険商品の開発をアクがやるように、金融商品の開発をクオンツがやるんだそうです。市場の調査だけかと思ってました。
そんなに何人も会ってないのでアクが全部そうかは分からないですが、数学をやっていた博士にとって、割と馴染みやすい人的環境だと思います。おだやかだし、それにみなさん、数学をやってる人より明るい(笑。ただ、アクチュアリーの試験を全部通るのは割と大変みたいです。6,7年はザラだとか。取るならなるべく早く取る為の勉強をしたいですね。
時間が余ったので、多少雑談。特技のところに「英語によるコミュニケーション」とか書いたのを笑われました(笑。会話程度と、研究についての議論くらいしか出来ませんよ、と付け加えておく。
最後の三人目のアクの方(外国人)が博士持ちで、修士では偏微分方程式をやっていた、数学をよく知っている人でした。(ここからは英語と日本語半々、数学の話は全部英語。)彼と一緒に仕事が出来たら楽しそうだと思いました。数学をやっていた人なので、何をやっていたか説明して、といわれて水を得た魚状態に。だって、それは面白そうだ、とか言われてしまうのですよ。
で、ちょっと話してみて、しまったこれは面接だったと思い出す、危ない危ない。同時に、自分がいかに数学を好きだったか思い出しました。
そんなこんなで、今日は無事に終わったと思います。もしココが決まったら、もう博士の学位は諦めて、働くつもりでいます。
今日は本当は外資の選考があったんですが、時間間に合わなかったので切ってしまいました。第二新卒と新卒の就活を同時にやると、時間的にはほとんど一週間空が出来ないくらいになっちゃいます。なので、自己分析とかは先にやっといた方がいいですね。新卒の方のエントリーシートを書きながら、面接で使える話はだいたい頭にまとめてしまうといいかも。
p.s.
昨日、投稿中の雑誌から訂正の督促が・・・。就活が終わるまではとてもではないけど、手直し出来ません。それまでsuspend出来るんでしょうか、なんとか引っ張ります。。